6月9日
冷水しか出ないシャワーに、正直言ってぶち切れ寸前。でも汗だくになっている業者の姿を見ると、文句など微塵もでなくなってしまいました…。ああ、仕方なし。
パンとトマトジュースで朝食をとりながら一日のプランを練っていると、ふと思い出したのです。
「そうだ、松脂買いに行かなきゃ!!」
アメリカ産の松脂は現地で買うのが一番安いのです。これは仕入れなくては!…というわけで、オーケストラホールの近所でみつけた小さな楽器店へ。
Jim Sherry(ジム・シェリー)というおじいさんが経営しているお店なのですが、どうやらボッタクリで有名なお店だそうです(笑)
日本でもごくごく有名な「POPS」(ポップス)という松脂を4個購入。店の在庫を全部頂いてきました。価格はなんと1個10ドル。本当は8.75ドルくらいで買えるんですが、まあ店の地代ということで…。でも最初は15ドルとかなんとか言われたんですよ、それは許しません!(笑)…ちなみに日本で買うと安くても2100円です。高すぎ!!
さて、いよいよブルース・フェスティバルです!
↑エントランス
↑メインステージ付近。
写真ではわからないですけど、ものすごく広い芝生に富士ロック状態で人がたくさん!日本では考えられないですね…しかも無料イベントですから!
↑いくつかあるステージの一つで演奏していたJerry Bo(ジェリー・ボー)のバンド。カッコ良かったです!やっぱり何かが違いますね。日本のブルースとは。
…彼らはニューオーリンズからやって来たのだとか。復興を祈ります。
↑おおやはり!!超有名ギター・メーカー、ギブソンのブースがありました!
さすがは本場のブルース・フェスティバルです。
グラントパークというとても大きな公園内が、すべて音楽に染まっていました。ほんとうにすごい。世界中からブルースを求めて、人がたくさんやってくるんです。このイベントの為にね。
…そして心から楽しん楽しんで、帰るんです。…音楽、かくあるべき。
ウンチクやマネーの事ばかりに頭をつかう音楽なんて、悲しい。
スピリットこそが大切で、最後に残るのはきっとこれだと、僕は信じています。
... Thank you CHICAGO.
... Thank you BLUES.
翌10日はリチャードの演奏が聴けるらしい!