とうとう大阪で「38℃」がでましたな〜!
シャレんならん。外に出ると汗が噴き出してもう大変。
でも、公園の噴水に群がる子供や、花火に興じる学生たちの姿をみると、何だか懐かしい子持ちになりませんか?
何も考えずに、毎日の中にありったけをさらけ出せる瞬間ってのは、年を重ねるごとにどんどん少なくなっていって、しまいには酒に頼らないとダメになる…。ん〜、大人になるってのはそんなモンなのかな? と考えてました。
僕らは音楽に関わって生きていて、実際おなじような感覚を覚える事があったりします。どんどん巧くなって余裕ができると、悪い意味で要領よくもずるがしこくもなる。
良くないな〜って思います。
そんな演奏って分かってしまうんですよね、お客さんには。
最近、たまたま知人のライヴに足を運ぶ機会があったんですが、まさにその典型。。つまんないんですよ。ホント。手際と技巧だけで内輪のオママゴトって感じ。それじゃ伝わらないやん!!…しかも、お客さんもピュアな耳で聴けない。
子供のような感覚をずっと持ち続ける事は、どんな仕事をしていても、どんなに年齢を重ねても大切だとおもいます。子供に帰る瞬間ってのは、きっと誰もが輝けるときで、そこにはウンチクはいらないし、みんながフェアでいられる。
僕らには、音の紡ぎ合いに耳を傾けていると「ぷつん」と心がはじける瞬間があって、そういうときはものすごくハッピーな演奏ができるんですよ。何年たっても、その気持ちを忘れずにいたい。
こんな思いが芽生えた夏の日でした!
みなさんは「子供の心」忘れていませんか?